岐阜市の耳鼻咽喉科 = みみ・はな・のどの病気/ 花粉症 / アレルギー / いびき / めまい / くびの痛みなどでお悩みの方はぜひご相談ください




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 のど(咽喉)は咽頭(いんとう)と喉頭(こうとう)に分かれ、咽頭は口の奥の鼻腔の下から食道と気管の入り口までの部分をいいます。咽頭は上から鼻咽頭、中咽頭、下咽頭という3つの部分で構成されます。筋肉でできたこの通路を通って、食べものは食道へ、そして空気は肺へと運ばれます。咽頭の中も鼻や口と同様に、粘液を分泌しうぶ毛のような線毛をもつ粘膜で覆われています。粘液にとらえられたほこりの粒子は、線毛によって食道へ運ばれて飲みこまれます。

イラストは1993年Word'sWord(同朋舎出版)より

かぜ症候群
上気道に炎症を起こす病気です。


症状:主に、鼻水・せき・くしゃみ・のどの痛みなどの症状が出ます。発熱や頭痛・関節痛を伴うこともあります。抵抗力の弱い子どもの場合、中耳炎や気管支炎、肺炎などの合併症を起こすこともあります。


原因:ほとんどの場合ウイルス感染が原因です。まれに細菌やマイコプラズマが原因となることもあります。

ヘルパンギーナ
主に5歳以下の子供がかかる夏風邪で、口の中に水泡ができます。


症状:のどが痛み、39度前後の熱が出ます。のどの奥に赤く小さな水泡ができて痛みます。頭痛、腹痛、嘔吐などもあり、のどの痛みのせいもあってのみ込めないので食欲が低下します。


原因:コクサッキーウイルスやエコーウイルスが原因で、初夏から秋にかけて流行します。

インフルエンザウイルス感染症
普通の風邪よりも症状が重く、子供の場合稀にですが合併症で死亡するケースもあります。


症状:感染すると寒気を伴って急激に高熱を発します。通常、関節痛や頭痛、せき、鼻水といった、風邪症候群の症状と同じような症状が出ますが、下痢や嘔吐などの消化器症状が現れることもあります。
熱は2-4日で下がる場合が多いですが、こじらせると肺炎や脳炎、気管支炎などといった合併症を起こすケースもあります。


原因:インフルエンザウイルスによって起こる流行性の感染です。ウイルスにはさまざまなタイプがあり、その年により流行するタイプは異なりますので、毎年のインフルエンザ情報は注意しておきましょう。多くは空気の乾燥した冬に流行します。

クループ
風邪などが原因で喉頭が腫れる病気です。


症状:風邪をひいた後などに、声のかすれや犬の吠え声のような咳が出たりして、呼吸困難を起こすことがあります。進行が早く、窒息によって死亡する可能性もあるため、息をするたび胸や鎖骨の辺りがへこむなど、呼吸の様子がおかしいと思ったら早めに医師の診察を受けましょう。


原因:パラインフルエンザなどのウイルス感染が主な原因です。喉頭が炎症を起こし腫れることで空気の通りが悪くなります。

急性咽頭炎
いわゆる風邪の一種で、ウイルスの感染によってのどの入り口にある咽頭の粘膜に炎症を起こします。


症状:のどの痛みや不快感があり、物やつばを飲み込むときに痛みがあります。咽頭粘膜が炎症で赤く腫れ、人によっては頭痛や発熱などの症状がでることもあります。急性鼻炎を合併して鼻汁やくしゃみが出ることもあります。


原因:ウイルスの感染によって起こります。二次的に細菌感染がおき症状が悪化することもありますので注意が必要です。

扁桃肥大
喉の奥に見える扁桃腺が肥大して腫れてくる状態です。


症状:扁桃腺が大きくなることで、いびきをかいたり感染を起こしやすくなったりします。あまりにも大ききなった場合、睡眠時無呼吸症候群の原因になることも稀にあり、物やつばを飲み込みにくくなったりもします。


原因:ウイルス感染などによる炎症が、何度も繰り返すことで肥大しますが、子供の体質により個人差が大きいので医師に診てもらうことをお勧めします。

急性扁桃炎
扁桃腺がウイルスや細菌によって短期間に炎症を起こした状態です。


症状:喉が痛み、物やつばを飲み込むときに特に痛みます。高熱や全身倦怠、食欲不振などになり、口の中をのぞくと喉の奥に白い粒が見えます。熱が下がった後の急性腎炎やリウマチ熱の合併には特に注意が必要です。


原因:扁桃は呼吸器の入り口で、ウイルスや細菌の侵入を食い止める働きがあり、ここに病原体がつくことで炎症を起こします。

気管支内異物
気道に食べ物などの異物が入り込んでしまうことです。


症状:直後には激しく咳き込みます。気道内にまだ異物が残っている場合には、しばらくして落ち着いた後も再び咳き込みます。異物が気道を完全にふさいでしまった場合は、呼吸ができず、チアノーゼを起こすこともあります。豆類などの小さな異物が残ったままになると、その時は呼吸困難は起こさなくても後に肺炎を起こしたりすることもあります。


原因:誤って吸い込んだり、驚いたりした拍子に口に入れたものが気道に入ってしまうことが主な原因です。主に2歳以下の乳幼児によく見られます。原因のほとんどは豆類で、それ以外のケースではおもちゃの部品や飴などさまざまですので、日常の大人の注意が大切です。

細気管支炎
主に乳児のかかる病気で、気管支の先端部分に炎症が起きる病気です。


症状:ほとんどが微熱や鼻水といった風邪のような症状から始まって、数日後には喘鳴が起きはじめ、咳が激しくなって呼吸や飲食に障害をもたらします。呼吸困難が悪化するとチアノーゼが現れる場合もあります。1歳半をすぎるとほとんどかからなくなります。


原因:多くはウイルス感染が原因で、風邪から進行して起きる場合がほとんどです。粘りのある痰や鼻水で呼吸障害が起きます。

急性気管支炎
気管支が炎症を起こし、激しい咳や痰が出る病気です。


症状:インフルエンザや風邪にかかった後、乾いた咳が湿った咳にかわり痰が出ます。発熱があり、細菌の二次感染を起こすと重症化したりします。


原因:気管支がウイルス感染によって炎症を起こすことで発症します。

ぜんそく様気管支炎
呼吸が喘息のようにゼイゼイと音を立てる気管支炎です。一般的な気管支ぜんそくとは異なる病気です。


症状:息をするたびにゼイゼイと音を出し、咳き込んだり呼吸困難を起こしたりします。


原因:ウイルス性の気管支炎で、ほとんどが風邪からの移行が多い病気です。特に乳児の気管支は細いため、炎症が原因で出た分泌物が気管支に溜まったり、気管支の腫れでさらに気管支が細くなって、呼吸するたびに音を出します。